12月になり北海道は気温も氷点下になる日が続いています。
先日は大雪に見舞われた地域もあり、北の大地は冬本番を迎えています。
私の住む道南は比較的雪が少なく気温も北海道にしては温暖なので街中だと雪がうっすらある程度ですが、渓流域はやはり山間なので平地よりも早く雪が積もります。
ただ、厳冬期に入るまではまだ結氷していない河川も多いので釣りをする事が可能ですが、川に入るまでの雪漕ぎがキツく体力をかなり奪います。
そして、その過酷な雪漕ぎをして川にたどり着いたとしても、この季節はハイシーズンに比べ魚の活性も低くたくさん魚が釣れるわけではありません。
一日中ひたすら川を歩いて粘って、頑張ってやっと1匹に出逢えるような厳しい釣りになります。

低水温期ならではの釣りと魚の姿
低水温期はハイシーズンとは違って食いが浅かったり、魚の動きもスローなので粘りの釣りになる事が多いです。私は渓流の流れの緩やかな溜まり(プール)でスプーンなどで川底(ボトム)を探るようなアクションで魚を狙います。
イワナなどは冬独特のサビと呼ばれる褐色のような、黒っぽい色をした色の魚を多く見かけます。冬場はちょっぴり細身の魚体ですがサビが入って黒っぽい魚が雪の白さと相まってまた美しく感じます。


冬でも気を抜けないヒグマへの警戒
冬場は草木は枯れて見渡しは良く、雪景色の渓流はなんとも神秘的で美しいのですが、冬でもヒグマが気になるものです。
かなり前になりますが、真冬の真っ白に雪が積もる渓流域でヒグマを遠目で見かけた事がありました。冬眠してると思い込んでいたので見かけた時は衝撃的でかなり怖かったのを覚えています。それ以降、冬でも油断せずに対策をし周りに気を配りながらもしもの事をしっかり頭に入れて釣りをしています。

冬場のクマスプレー携行の難しさ
もちろんクマスプレーを携行していますが、クマスプレーは低温環境下ではどの商品でも噴射距離が下がるので油断はできません。
ウェアの中に装備して保温を試みたり、いろいろ工夫をしてみてはいますが、取り出しがスムーズにならない場合があったり、北海道の氷点下の気温ではどうやって保温して携行出来るかが課題だと私は感じています。
釣行回数はハイシーズンと比べかなり減りますが、今後もいろいろ試行錯誤してみたいと思っています。
冬のフィールドサインとこれからの釣行

冬場は雪が積もるので足跡などのわかりやすい痕跡があれば見つけやすいのですが、日にちが経つと足跡の周りの雪が溶けて、小さい足跡でも大きく見えてしまう事があり、新しい足跡でなければ判別がつかない事もあります。
とにかく冬の釣行も周りに注意しながら出来る限り楽しんでいこうと思います。
FIELD NOTE
- 冬でもヒグマの存在を意識し、警戒と備えを継続すること
- 低温下でのクマスプレー携行には工夫と注意が必要
- 雪上の痕跡観察もリスク判断の手がかりになる